たんぽぽ保育園

　年間を通して散歩にでかけます。乳児は園の近くの公園や空き地に、幼児は公園だけ

でなく山に登ったり川で水遊びもします。

　四季の変化を五感で感じながら、全身をつかって遊びきります。園庭でも砂、土、水に触れたり、木に登ったり、ままごとをしたり、好きなことに夢中になって遊びます。

　人としての土台をつくるこの時期に、安心して自分を出せる大人との信頼関係を築き

どんな自分も受けてもらえる安心感を、どの子にも感じてほしいと思っています。

　だからこそ、保育園の大人みんなで子どもたちのことをみることを大事にしています。子ども一人ひとりの思いを大切にして、たとえ小さな子どもでも、人格をもった一人の人間として尊重して関わることを大切にしています。

　心も身体もたっぷり使って遊び「おなかすいた～！」「今日のごはんはなーに？」と、子ども自身が空腹を感じて食べることを大切にしています。

　でも一人ひとり食べる量や好きな物は違いますので、食べる量は自分で決めることを大事にしています。

　大好きな仲間と楽しく食べて心も大きく育つことを願っています。

　人との関わり合いの中で育つことを大切にしています。

　友だちどうしで共感したり、助け合ったり、時にはけんかをしたりという経験を重ね、人と関わるセンスをみがき、友だち大好き、人間大好きな子どもになってほしいと思っています。

　テレビはなく、毎日絵本を楽しみます。

　絵本の読み聞かせを通して豊かな感性と創造性を育みます。

　仲間とイメージを膨らませてドキドキワクワクの楽しさを味わいます。

　大人が教え育てるのではなく子どもが自ら遊び育つための環境を造っています。

　職員だけでなく保護者のみなさんにも協力してもらい一緒に造ります。夏まつりや運動会などの行事も、大人同士が力を合わせて一緒につくります。

　大人同士が笑い合いながら繋がっている関係の中で、子ども達は安心して育っていきます。